自省録2009年03月19日

反省するさぎうさぎ氏
マルクス・アウレーリウス著
神谷美恵子訳

ときどき読んで反省する。
こういうふうな、短文の集まりでどこから読んでもいい本は好き。

ローマの哲人皇帝もいろいろ反省しながら頑張ってたんだ。
・・・などと無礼なことを思う21世紀の凡人庶民。

何も願わない手を合わせる2009年03月19日

手を合わせるさぎうさぎ氏
藤原新也著

私もまた、
亡くなった人に似た仏像に出会って驚いたことがある。
また別の日にその仏像を見たら全然似ていなかった、ということもある。
亡くなった人の魂が一時その仏像に宿ったのか?
それともやっぱり、ただの錯覚?
ちなみに、私はおそらく霊感ゼロ!

身近な人が亡くなると、
はじめは彼らがいなくなったことが信じられない。
それがいつの間にか彼らといたことの方が不思議になってくる。
そして自分自身がいることも、だんだん不思議な気がしてくる。
これは「悲しみを時が解決した」とか「死を受け入れられた」「慣れた」というのとは違う。
「人は死ぬものだ」と意識する。

先に逝った人たちが、あまり大きな悔いを残していなければいいなと思う。
そして私自身、その時に後悔しないように生きられたらいいな・・・