本を読む本2009年02月25日

★Mortimer J. Adler / Charles Van Doren

「読書」を四段階に分けて解説している技術書。

高度な段階の読書技術は、どちらかと言えば学術書/技術書向きの方法と思われるが、「点検読書」は娯楽で小説を読む場合にも使えそう。
「点検読書」が上手に出来るようになったら、時間を(お金も?)無駄にしないですむ。

■読書の段階■
①初級読書:初歩の読み書きの習得(小学生)
②点検読書:短時間で本の表面(種類・内容・構成など)を理解する
~この段階でじっくり読むかどうか判断するのだと思う。
③分析読書:理解を深めるために徹底的に読む
④シントピカル読書(比較読書):複数の本から主題を発見・分析

負ける!やめる!あきらめる!2009年02月26日

負ける!やめる!あきらめる!
★Poul Pearsall

自己啓発本としては奇を衒ったようなタイトル(邦題)がついている。しかしその内容は、筆者の病気体験からスタートして「自分を取り戻し」「幸せが見えてきて」いて、むしろ実践的ではないかと思う。

自分はもう若くないと認めるのは辛い。
自分は実は美しくない、むしろ醜いと認めるのは辛い。
実は自分は無能な人間だったと認めるのは辛い。
自分が重篤な病気だと認めるのは辛い。
でもそんな自分の弱さを受け入れ、弱いことを自分に許し認めたら、自分だけの理想の人生が生きられる。

たしかに、
若作りの人は時として妙に痛々しい。
それに比べ、いかにも「オジサン」いかにも「オバサン」は随分とノビノビ自由に生きてるような気がする…

私たちのお弁当2009年02月27日

私たちのお弁当
料理のプロではない人たちが実際に作っている自分用のお弁当集。

私にとっては絵本。
明日のお弁当の参考にしようなんて雑念は捨てて、ただながめてるとなんだか幸せ。