かおがいっぱい2009年10月29日

なぜ解剖学者の先生が監修?
養老孟司 監修  21世紀幼稚園百科 小学館

図書館でもらったリサイクル資料。
子供の図鑑(絵本?)でもあり、傷みはかなりきてる。でも!こんないいもんが無料でいただけるなんて!!
動物・鳥・虫・魚類・爬虫類…の顔がいっぱい。
コアラやパンダやラッコは、当然のようにかわいいけれど、本日の「お気に入り」大賞はスナメリ!(その日によってかわるんだよね)

虫の顔はちょっと怖い。
理由はよく分からないが、目鼻のサイズのバランスや配置のせいか?
サイズが人間と同じじゃなくてよかったな~と思う。
人間サイズの昆虫の複眼と目が合ったら背筋が寒くなりそう。蜘蛛なんか目がたくさんあるし。なにより彼らの口はやたら強力そう。表情を作ったり声を発したりしない、純粋に食べるための器官なのか?
そんな中、意外に優雅な美人が「蛾」だったりするけど、これもどちらかと言えば「クールな敵役」に思える。

魚の正面顔も味わいがあるというか。普段は横顔でお目にかかることが多いもんね。

なにはともあれ「ソンディテスト」とは違って癒される。
「顔」は面白い!

街のポーカーフェイス2009年10月26日

たまに立ち飲みバーで一杯やるシアワセ…
坂東勲 著

今回も「顔」である。
点々が3つ、逆三角に並んでいると「顔」に見える。
街にある、無生物たちの「顔」の写真集。
~無生物だし、本当は「顔」じゃないのに、表情まで見える不思議。

子供のころ、広い田んぼの真中で柴犬に逃げられた。
時は秋、たわわに実った稲穂は柴犬と同じ黄金色。
思いがけず自由になった柴犬は、大喜びで走り回り、たちまち見えなくなってしまった。
慌てて探してたら、田んぼのずーっとむこうの稲穂の中に、黒い3つの点々。柴犬の目鼻だった。輪郭は稲穂に溶け込んでて見えなかったが…「顔」は目立つものらしい。