深夜食堂2009年12月28日

阿部夜郎 著

食べ物じゃないものに対して、「味がある」という言い方をすることがあるけれど、この場合の「味」って何なのでしょうね?
この絵は上手なのかどうか分からないし、内容も特にドラマチックではないし…。
でも、なんとなく次が読みたくなるのは、このよく分からない「味」のせい?
こういうの読みたくなるような自分って、やっぱり「庶民」だよなあ~と思うわ。

とめはねっ!2009年11月08日

練習あるのみ!
河合克敏 作
武田双雲 監修

書道漫画だなんて、すごくないですか?
「ヒカルの碁」の囲碁漫画にも驚いたけど。
しかもNHKでドラマ化される。ちょっと楽しみ。

最近、書道を習い始めた。あまりにも文字を書かないこの頃の生活に危機感を感じてたから。
今さらだけど、自分の文字のあまりの下手さに衝撃を受けている。
しかも軽い気持ちで通いだした書道教室が、思っていたより専門性が高い所で、みんなレベル高い(涙)

漫画の中の高校生の書道部長さんに教えられる。
「書道は少しずつしかうまくならないのよ」
はい…

11人いる!2009年10月23日

萩尾望都 著  小学館文庫

子供のころ、連載をワクワク待って読んだ漫画が、今は文庫で一気に読める!しかも巻末にはあの中嶋らもさんのエッセイが載っている。
昔子供だった身にはタマリマセン。

このテのSFって、科学技術がすばらしく進歩してる時代(おそらくすご~く未来)なのに、身分制度が中世のまんまだったりするからいいんだよな~。
なにしろ王子様は、白馬でもポルシェでもなく、スペースシャトルかなんかに乗って来るんだもんね。
中世の王子の嫁よりも、未来の王子の嫁のほうが、生活が便利で楽みたいに思うのは少女のロマンで打算か?

さらにこの頃の少女漫画の絵がいいんだよな~。もちろん今も活躍している漫画家さんたちの技術はすごく進歩している。なのに私には、リアルすぎない昔の絵のほうが、カッコよく思える。ひねくれてる?

Hana-Usagi2009年03月01日

Hana-Usagi 01
小林賢太郎★ラーメンズ。

いい人も悪い人も、かわいそうな人も憎らしい人も、決して一言で表現できるほど単純じゃない。共通点はみんな「しょうもない部分」を持っているってこと。そういうところを見つけ出して、にやっとする人は人間が好きな人なんじゃないかと思う。

でも、こういう笑いは好き嫌いがあるのかな。