源氏物語2010年04月09日

紫式部 著
与謝野晶子 訳


ついにお風呂で源氏物語を読了。
2~3ページぐらいずつしか読まないから、えらい長いことかかった。
というか、えらい長いこと楽しませてもらったと考えるか。
お風呂だと他のことができないから、雑念がわいてこなくて読書には良い環境かも。

最初に源氏物語を読んだのは、高校生のころで、そのときは半現代語訳の古典文学全集だった。
あらすじは把握していたつもりだったが、今回読んだことで、いろいろと理解が補足されてよかった。
源氏物語を知らないと、後の日本文化や文学もピンとこないようになってる・・・
そういえば「たけくらべ」の主人公の姉は、総角という源氏名の花魁だったな、とか。

しかし感受性が乏しい私は悲しいかな「もののあはれ」にひたれない。
だって共感できるキャラクターがいないし。
だって登場人物みんな男も女も、変質者?ばっかりだし。

齢を重ねても、高校生のころと同じ事を思ってしまう。
~なんで作家の先生たちは競って源氏物語を翻訳するのか?
~源氏物語をありがたがってる人たちは、本当に読んだのか?


私は、フロンティアニセンというところで全巻セットで買いましたが、
↓↓↓これはAmazon に出ている第10巻
源氏物語 (10) 匂宮/紅梅/竹河/橋姫/椎が本 (風呂で読む文庫)