実践!アインシュタインの論理思考法2009年10月16日

Scot Thorpe 著
宮崎 伸治 訳

「解決策が単純なときは、神が答えている」
先日の『アホは神の望み』の中で紹介されていたアインシュタインの言葉に惹かれてこの本を読んでみた。
~仕事で試行錯誤を繰り返したとき、自分も同じこと思うから。

「神はサイコロを振らない」
~あまりにも有名な言葉。なのに、この本では趣旨が違うのか、これについての説明は載っていない。
自然界の法則を探す過程で「確率」を持ち出すのは違うでしょ?という感じでしょうか。確かに、あきらめが早すぎる人には私も腹が立つ。

「失敗したことのない人は、新しいことに挑戦したことのない人である」
~こういう人によく説教されるんだ。はいはい、私の人生は失敗だらけでござんすよ。

「自分の目で見て、自分の心で感じる人はほとんどいない」
~頭のいい人は誰かに習った判断力で判断し、お金持ちは有名評論家や鑑定家が褒めた美術品を買い、中高生は人気者のある芸能人しか好きにならない…みたいなところ、あるかもね。
自分で考えて失敗し、気に入って買ったら実は安物で、売れてない芸人が好きだと言って友だちにいじめられるような奴は「アホ」なんだろうな、やっぱり。

「時間に関してただ一つ言えることは、一度にすべてのことは起こらないということだ」
~問題や仕事の山も、一つずつ片付ければ、いつかは…片付いてくれるのかも、ね。

「知識は経験を通してのみ得られる」
「読んでばかりいて、あまり頭を使わない人は、思考がだらけてしまう」
~だからこうやって本を読んでる場合ではない!?