魔術師2009年06月28日

魔術師 アジア女流作家シリーズ3
グエン・ティ・トゥ・フェ著

ベトナム文学。

神の存在や死後の世界を最も信じていないのがベトナム人だとか。
それも2位とのポイント差がすごい。
何故、そういうことになるのか非常に興味深い。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/9520.html

そんなベトナムではどのような小説が書かれ、読まれているのか、俄然興味がわいた。
これは1966年生まれの女性作家の短編作品が数編。
自由と幸福を得ることに意欲的な女性と、保守的な男性を絡ませている。
女性である作者が、新しい女性像を全員、人間的に幼く貪欲で利己的な人格にしてしまい、結局不幸にさせているのは不思議だ。

ベトナムの女性の中には、都会で成功する同性が幸せにならないことを期待する部分があるということか。

もう少しベトナム文学を探ってみたい。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://sagiusagi.asablo.jp/blog/2009/06/28/4395712/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。